自然だけは存分にある田舎で育ったあたしは、小学校の頃、村の境の峠を越えたところに、小さな雑木林に囲われた場所に、知らなかった川が流れてて、随分前には畑だったんでしょうが、そのころには何年も放置されたようで、誰もいませんでした。そこで樹に紐をつけて、ブランコを作ったり、いつもボ〜ッとした時間を過ごすのが楽しかったです。
中学になって、部活(バレーだよん♪)が忙しくなったのと、秘密の場所にテレビ塔建設のための道ができてしまって、もう行けなくなって、ずっと忘れてしまってました。

時は流れ、あたしが会社に入って、しばらくして、ぶらっと入った本屋さんで、佐藤さとるの「だれも知らない小さな国」に出あったときは、ビックリしました。あたしが、小さい頃の風景や、そのとき感じた不思議な感覚が、本の中に再現されていたのです。
それから、佐藤さとるの本は、全て買って読みました。それからも、たまに、本棚から取り出して、一晩かけて、読みふけっていたものです。
で、この前、たまたま、ちーさんのところにお邪魔すると、県立神奈川近代文学館で、「佐藤さとるコロボックル物語展」が開催されていると教えていただいたので、行ってきました。

コロボックルの世界が、横須賀安針塚だったとは、知りませんでした。今住んでる、金沢八景からそれほど離れていないのも何だか嬉しいです。
展示では、佐藤さとる、コロボックルの世界にとっぷりとつかってきました。どのくらい居たんだろう、二時間くらいかな。展示を見ながら、ただただボ〜ッとしてました。
何だか、心がいっぱいになって、嬉しいような、懐かしいような、優しい気持ちがあふれています。さてこれから、徹夜で読み明かすとしましょう。
ではでーたです。
展示名:佐藤さとるコロボックル物語展
場所:横浜・山手 港の見える丘公園内 県立神奈川近代文学館
TEL:045-622-6666
観覧料:400円


